観た映画の感想を書いたりしてみる、その95:ターミネーターX

ネタバレあり HORRORVISION https://filmarks.com/movies/60947

 Vの後は当然Ⅵなのだが見当たらないので一気に10だ。6,7,8,9ととばしすぎな気もするがダブルヘッドジョーズもトリプルヘッドジョーズから感想書いたし良いよね別に、というわけで今回はターミネーターXの感想を書くぞ。
 ある日コンピューターのネット回線を通じて恋人が消えてしまうのを見た凄腕ハッカーにして凄腕ピッキング師にして売れない脚本家のダズは恋人の消息を追うが、謎のダンゴムシ型のロボットに襲われる。ブラットベリーと名乗る大男がダズの携帯端末を叩き割るとダンゴムシロボも消えてしまいます。
 ブラットベリーによるとサイバーなんとか社のコンピューターが人類抹殺に乗り出して最近起こってる凶悪殺人事件もこのコンピューターの仕業、ネット回線を通じて人を操って凶悪事件を起こさせたり操れない人間は誘拐をしたり殺人ロボットを送り込んだりしているのだ。
 サイバーなんとか社にやってきたダズとブラットベリー、現地でコンピュータが犯人とにらんだ全くの赤の他人の青年となぜか一瞬で意気投合して社に乗り込むぞ。だがそこで攫われた人間は人格をデータ化して体は分解してしまっているので元には戻らないことを知る、これって抹殺と大して変わらないよね。
 気持ち悪い造形の人型ロボットから以上の情報を聞き出したは良いが、脱出前にさっき仲間になった青年がダンゴムシ型ロボに殺されちゃって、また二人きりになったダズとブラットベリー、車に乗り込むと機械のネットワークから離れた砂漠を目指します。ドライブシーンは正直退屈です、せめてブラットベリーが平松明子の声で喋ってくれたら・・・いや許されねぇよそもそもブラットベリーって欧米圏ではファミリーネームだし、この映画のブラットベリーはマッチョなオッサンだし。
 何とか目的地の砂漠に着いたはいいがダズがしていたアップルウォッチの回線から今度は人型の殺人ロボットが出現、ブラットベリーたちに襲い掛かります。何とかアップルウォッチを破壊してロボは消えるがブラットベリーは重傷でもう助からない。ダズはブラットベリーから仲間の情報が書かれた紙を受け取り、ともにロボットと戦う仲間を探す旅に出るのでした。
 ・・・これでおしまいです。いやいや、投げっぱなしにも程があるだろう、これ来週に次回が放送されるテレビシーズじゃないんだぞ?もうちょっと一応でもいいから決着らしきものくらい付けてくれよ。久しぶりに言うがオススメはできない。