観た映画の感想を書いたりしてみる、その97:ターミネーター2525

ネタバレあり Clone Hunter https://filmarks.com/movies/48983

 2018からまた一気にとばして次は2525だ! あれ?スカイネットは2029年に壊滅したはず…
 あ、ああー、これほうだいだけたーみねーたーでじつはぜんぜんかんけいないえいがだー。
 えーそんな訳で色々ヒドイ映画「ターミネーター2525」です。ちなみに2525だけどニコニコやドワンゴはこの静画の制作とは一切関係ないぞ、念のため。
 まずパッケージだがターミネーターみたいな女が銃を撃っていますがこのキャラクター映画本編と全然違いますね。映画では左手が義手のおしゃれに興味ないやぼったい眼鏡美女が出てきますがもちろん人間なのでこんな金属骨格がのぞいたりしません。 その眼鏡美女と中年のオッサンがこの映画の主人公、ある惑星で年を取った大金持ちガリバーが自分のクローンを作りそのクローンの体に自分の脳みそを移植して若さを手に入れようとしますがクローンに逃げられます。クローンはガリバーの能力もクローニングしているとかで犯罪組織をまとめ上げガリバーの部下からも裏切り者が多数出て星を壊せるほどの核爆弾も奪われてしまいます。ぶっちゃけ若さもある以上あらゆる面でオリジナルのガリバーを上回るよね、何で作った。で、二人の仕事はこのクローン、ガリバー9を捕獲することです。
 無茶ぶりにも程があるだろ、さらに行き当たりばったりでテキトーに話が進む割には絵的にも面白くないので早々に飽きます。どうやって逃げ出したのかとかも最後まで謎のままだし思わせぶりな伏線っぽい小話とかを小出しにする割に最後まで回収されないものがほとんどだし、予算の制限でVFXが追いついてないらしく悲しくなるくらしょっぱい映像が続きます。
 良いところを探す方が難しい映画ですがあえて言うなら序盤の義手眼鏡美女のキャラクター性は結構好き。ただ中盤からお色直しで場末のストリップ劇場にいそうなケバい外見になるので良いところはなくなります。…ゴメン、場末のストリップ劇場とか行ったこと無かったわ。ストリッパーの皆様ごめんなさい。
 観る価値ナシの地雷映画だぞ。みんなは間違えて観ないように気を付けてくれ。