観た映画の感想を書いたりしてみる、その06:ランペイジ 巨獣大乱闘

パッケージに巨大ゴリラが描かれているがキングコングとかとは関係ないぞ、実際パロディ映画か二匹目の泥鰌映画だと思っていたがいい意味で期待を裏切られたぜ。

ネタバレ少しあり

 人工衛星、墜落、墜落地点の動物、感染、モンスター化、どっかで聞いたような経緯で巨大怪獣と化した動物たちがタイトル通り大乱闘する映画である。
 一応これゲームの映画化らしいのだが映像特典を観る限りアメリカ国内のレトロゲームらしくストーリーとか有って無いようなものという、逆に変にストーリーが縛られないのはいいんじゃない、といった感じ。
 怪獣は全部で3匹登場するが内一匹白い毛のゴリラだけは完全な野生動物ではなくゴリラ保護活動家のゴリラ・・・じゃなくてマッチョマンと交流があった。巨大になっちまったけどあのゴリラはオレのマブダチなんだよどうにか元のアイツにもどしてやるぜ的な流れから黒幕の本拠地を襲撃して白ゴリラの理性を取り戻しゴリラ(怪獣)とゴリラ(脳筋の蔑称)のダブルゴリラタッグが街を守るため残り2匹の怪獣と戦うぞ!
 がんばれゴリラ!負けるなゴリラ!僕らの街を守り抜け!
 ごめん嘘。黒幕の暗黒メガコーポを相手にしてるうちに街はもうメッチャクッチャになってたんだったわ。でもおかげで気兼ねなく大暴れできるね、理性を取り戻す過程で暗黒メガコーポは壊滅、黒幕も怪獣の胃の中だ。あとは残りの怪獣を倒すだけだな。
 ちなみにこの白ゴリラ、ハンドサインで人間と意思疎通できるのだがかなり下品。 PLANET OF THE APES(猿の惑星)のシーザーとかが上品な手話を使うもんだからゴリラ=下品な印象がますます強くなってしまうんじゃなかろうか。本物のゴリラ保護活動家から怒られなきゃいいんだが・・・

 映像はド迫力だしストーリーも単純だが破綻なく解りやすい 怪獣映画好きならオススメだ。

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