観た映画の感想を書いたりしてみる、その08:クイーンコング

ネタバレ、ほぼキングコング

 70年代に制作されながらお蔵入りした映画が時を経て21世紀に復活、何で復活させちゃったかねw
 女映画監督がスカウトした新人俳優を連れて未知の島に向かうぞ、その島には巨大ゴリラの…ごめんさっき髑髏島のブログ書いたばっかであらすじとか書くの飽きてきたわ、なんかこうTS世界のキングコングです。はい。
 最初からコメディとして作られているからか気楽に見られますね。終始ギャグがちりばめられていますがジャブばっかで最後までストレートやアッパーが打たれない感じです。ちなみにこの世界、フィクション作品であるキングコングが存在していてそれをいじったネタも入ってたりしますが、自分たちの置かれてる状況がキングコングと同じだと気付く人物はほぼいません、唯一英国にエンパイアステートビルは無いというセリフがあるくらいです。
 最後は脱力系のラストでハッピーエンドっぽい感じでうやむやになります。
 主人公の吹き替えを担当している広川太一郎さんの声がちょっと古い感じの映像と妙にマッチしていて笑えますぞ。
 鑑賞は本家キングコングシリーズの公式女性コングであるレディコングが出る86年のキングコング2、より前に見るのがおすすめ。もう鑑賞済みでレディコングがカワイイと思った人はむしろ見ないほうがいいと思う。

恐ろしいことにwニコニコに宣伝映像がアップロードされていました→sm11228734

https://eiga.com/movie/51275/