観た映画の感想を書いたりしてみる、その15:アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲

ネタバレ少しあり

 地球空洞説とヒトラー生存説のハイブリット映画。・・・うん?
ナチスが恐竜に乗って攻めてくるぞ!」・・・うん!
 ナチスが月から攻めてきた1作目アイアン・スカイの続編です。実質2です。
あと「第3帝国」は逆襲してきませんw
 前回のラストで地球は核戦争で荒廃、月のナチス基地は戦闘で壊滅しましたが。人類はその壊滅した基地を何とか補修して生きています。ですがだましだまし修理しながらでは限界が来る。そんな時地球のわずかな生き残りが墜落した円盤をこれまただましだましで修理して月面に来ます。ところが月面も彼らが思ったのとは違い今いる人間だけでもいっぱいいっぱい、月面側が困ってるときにその宇宙船にいた密航者がこっそり基地内に入り込みます。密航者は前作で死んだと思われていた元ナチス総統コーツフライシュ。生きとったんかワレェ、実は人間じゃないので生きてました。で密航がバレたヒロインに未知のエネルギーの存在を教えます。そのエネルギーは地球の内部世界にあり、そこは彼と敵対している彼の兄とその仲間達が支配しているとのこと、月面基地が限界にきていたこともありコーツフライシュの口車に乗るヒロイン、月面基地の面々と一緒に地球から来た円盤を使って地球内部に突入、目標はエネルギーの入った聖杯の奪取だ。
 で、そこには前作で死んだと思われてた面々と史実で死んだと思われていた面々、合わせてとっても濃ゆ~い面々が居たりする、実は彼らも人間ではなかったのだ。
 そしてこの地球内部世界を統べるのはコーツフライシュの兄でもちろん人外のアドルフ・ヒトラー、ってお前かーい。こうして聖杯をめっぐての大バトルがスタートするのである。もう何でもありだなここまでくると。
 設定が荒唐無稽に過ぎるのだが勢いと映像のクオリティで全部押し流す感じの芸風は前作と似ているが今回はちょっと弱かったかな、前回は☆5だったけど今回は☆4いや3うーんやっぱ4?などと思っていると最後の最後で、ホントに最後の数秒でこの映画最大のギャグが視界に飛び込んでくるwww てかあのヒゲそんなところで生きとるんかーいwwww ☆5つじゃあーいwwwww

SF考証とかリアリティとか考えずに映画を観れる人には前作と合わせてオススメできる。

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