観た映画の感想を書いたりしてみる、その22:キャリー

ネタバレあり 

 超能力映画の先駆けと言えばコレらしいので見てみた、1977年アメリカ制作のSFホラー キャリー です。原作スティーブン=キングというと「シャイニング」有名ですねスピルバーグの「レディプレイヤー1」でもネタにされてたな。個人的には「痩せゆく男」がめっちゃ怖い、あれ見た後はしばらく肉系のパイが食べれなくなったし。
 閑話休題。映画だと「私は何も悪いことしてないのに何でこんな目に!」的なセリフが出てくることがあるけど・・・まぁたいてい何かやらかしてるよね、本当に何も悪いことしてないのは「ダイハード」のマクレーンさんとこのキャリーくらいだろう。
 毒親DQNクラスメイトに囲まれる中一人の教師に支えられどうにかこうにか学校生活を送っていたキャリー。で、このクラスメイト共がまあ酷い、ホラー映画やサメ映画の死に役はいけ好かない奴らも多いがこの映画のクズどもに比べればはるかにマシというレベルで酷い。
 キャリーにはなぜか超能力があったがまあ当然というかこの環境で相談できる友達もいないし親も何がきっかけでキレるかわからないし、超能力があることをひた隠しにしているわけだ。しかしイジメの罰を与えられたクラスメイトに逆恨みでキャリーはひどい目に合わされショックで超能力が暴走してしまい大惨事を引き起こしてしまいます。
 しかも唯一生き残ったクラスメイトが被害者ヅラしてる。観客から見ると明らかに加害者側なんだけど、事情を知らないと原因不明の事故に巻き込まれたように見えるだろうしなあ。まあ末永く悪夢に苛まれてどうぞ。

https://movies.yahoo.co.jp/movie/5546/