観た映画の感想を書いたりしてみる、その30:オデッセイ

ネタバレあり http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

 今日はSFサバイバル映画オッデセイです。日本公開当初「火星DASH村」とか呼ばれてた映画です。
 火星で嵐に巻き込まれ不幸にも仲間の一人が風に飛ばされ死亡してしまったが5人のアストロノーツが地球への帰還を目指す。ところが死んだと思われていた彼は負傷と機器の故障が重なり信号が途絶えていたが実は生きていた。
 火星上に残され6人×30日分の物資で4年後に予定されているの友人火星探査計画まで生き延びることを決意した一人のアストロノーツの火星サバイバル生活が始まります。
 メンタル強えな、と思いますね。だって火星ですよ。地球上の無人島とかと違って地球生物が生きる環境が無いんですから。さらに船が近くの海域を通りがかる、みたいなこともあり得ない。普通に考えれば絶望しかない。
 それでも彼は植物学の知識を生かし文字通り土を作る 土づくりから始めてお芋を育て、地球のNASAを信じ火星上にあるわずかな資材を集め生き残るために手を尽くします。
 TOKIOはまだ地球上だから有情とか思えてきますよ。
 ところで映画内でカメラの記録映像という形で写される画面が多数あるんですけどその記録カメラの場合どこにあるなんという名前のカメラかが枠に表示されるんですけどそのうち一つのカメラの名前が「DASHCOM」なんですよね、日本以外には通じないし製作者は狙ってやったわけじゃないと思うけど思わず笑ってしまいましたね。
 あとはまあ後半でNASA打ち上げ計画が失敗したときに突然中国が出てきて機密だったから黙ってたけどウチに一基ロケットあるんだけど使う? とか言い出します。2時間越えの映画で尺稼ぐ必要とかなかったしチャイナマネーに配慮して中国上げしようとした結果中国下げになってる気がするんですけど…最初の計画で時間が足りない的な話をさんざんしてたんだしその時点で参入させとけばよかったじゃんとは思いましたね。
 ちょっと長いけど話は面白いし映像もよくできてる。おススメです。