観た映画の感想を書いたりしてみる、その35:シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄

ネタバレあり https://filmarks.com/movies/66280

 酷い! アルバトロス&サメの合わせ技とはいえここまで酷い映画はそうそうないぞ!
 あまりにも酷い、誰だこれにゴーサイン出したやつ。旧作100円半額セールで税込み55円で借りたがそれでも思わず金返せと言いたくなる出来だ。
 ストーリーなんて有って無いようなもんだったし特に酷かったと事あまり酷くなかったとこを挙げていくぞ。
  1. サメが何の説明もなく土の中を泳ぐ、刑事の会話からこの世界は陸ザメなるものがいるらしいが基本的に地中にいるのでサメである必要性が皆無。
  2. 発破工事で地底湖とつながってしまった川に古代ザメがって事らしいがサメは土の中を泳げるので今まで出てこなかった理由がわからない。
  3. もし出てこれない理由があったとしても複数のサメがいたってことは地底湖は食糧豊富のはず、なぜ執拗に湿地帯をうろつくのかわからない。
  4. 古代ザメは知能が高いらしいがタイヤをパンクさせると車を無力化できることをなぜか知っている。古代からよみがえってきた設定なのに
  5. 所長に今日中に終わらせろと言われた刑務作業が女囚5人がかりで林の中でシャベルで地面を突っつく作業
  6. 4輪駆動なら池も走行できる理論、もちろんできない。立往生→サメのコンボを見せるにしても車の故障とかパンクとかでええやろ。
  7. なぜかサメの背中に生えてるトゲトゲ、CGでなぜか時々動く、力を入れるとこそこじゃない感が凄い。
  8. 瓶のカケラでケガをしたと主張する女囚を一人で川に傷を洗いに行かせる刑務官。サメは予想外だろうが蛇にかまれたり川に落ちたりした時のことを全く考えない無能。
  9. そもそも刑務作業に来たはずなのに全員が厚化粧で薄着、しかも何の変哲もないワゴン車に刑務官と同乗してくる。
  10. あれ?もう10個目?じゃあ最後にえーと大量の銃器をもちだして、7人も死んだのに結局一匹たりともサメを退治できてないことかな
逆に良かったところは・・・えーと、ベテラン刑事と若手刑事の掛け合いが面白いところかなでもこのふたり最後に車で主人公の刑務官を迎えに来る役なのであまり活躍しないんですよね。
 CGがしょぼいのはしょうがないにしてももうちょっとまともな脚本を書いてほしかった。というかこの脚本にゴーサイン出すなよ、修正くらい入れろよ。