観た映画の感想を書いたりしてみる、その46:アルマゲドン・アメリカ

ネタバレあり AMERIGEDDON https://filmarks.com/movies/74733

 今日はどうしようもない邦題がつけられ放題な映画界隈で原題の方がよっぽどぶっ飛んでるネーミングセンスを炸裂してる映画アルマゲドンアメリカ(AMERIGEDDON)です。 てか邦題の方も普通にアメリゲドンで良かったじゃん。
 国連ビルの中で黒幕が説明してくれるところによると地球は人間が多すぎるので5億人くらいにまで減らしたいとのこと、で、まずは計画の一番の障害になりそうなアメリカが標的になります、理由は「強いから」だってw
 いやまあ島国だから前線基地になるだろうってことで日本を責めてくる宇宙人もいるくらいだし、そういうこともあるよね。
 で、主人公のレーン少尉の上官は実はこいつらの手下でアメリカを傀儡政権として非常事態宣言を発動し、それを盾に邪魔な奴を排除しようと計画しています。国連を名乗るロシアと中国の軍人の視察のもとで非常事態宣言下におけるアメリカ市民を制圧する訓練をするレーン達はこれを疑問に思いますがそんな中レーンの部下のハム君がこの上官たちのいる指揮所に盗聴を仕掛け計画の大部分を知ることとなります。
 ところで人口を5億まで減らすという計画になぜ自国の人口の半分以上を失うはずの中国が乗っかってるのかこれが分からない。一人っ子政策では足りなくなって強硬手段に出たのだろうか?
 そんな中悪党どもの計画が発動、電磁パルスで電子機器があらかた無力化されそれに合わせて、悪党の手先として任務に就かされる寸前レーンは軍に反旗を翻します。部下たちを殺されながらも盗聴データが入ったボイスレコーダーを持ってからくも軍の駐屯地を脱出したレーンは実家に帰って色々な特技を持つ家族と知り合いの政治家さんと合流、無線を通じて悪事を白日の下にさらします。一方そこまでの間レーンに逃げられた駐屯地ではレーンの部下たちを拷問にかけてレーンの居場所を吐かせようとしますが…実家だよw実家ww 親兄弟と恋人のところとか一番最初にチェックしろよw
 で、本人を捕まえてメディアの前で「デマでした」と言わせるために悪党の手先と化した国連軍がレーンの実家に攻めてきます。一方レーンは何故か大量の備蓄や装備を誇るレーン家の実家にすっごい特技を誇る家族&ご近所さんと共に立てこもりテキサス魂で立ち向かいます。
 そしてお互い電磁パルスの影響で最先端の電子機器が使えない中、知恵と技量で返り討ちにします。流石テキサス魂、これにはテリーマンもにっこりだろう。
 だが敵は国連とその傀儡と化したアメリカ政府、正義のテキサス州の戦いはまだ始まったばかりだ! 長い間応援ありがとうございました。マイク・ノリス監督の次回作にご期待ください!!
 なんというかストーリーが壮大なんだけと画ずらが地味な映画です。ていうかここまで計画ばらされたらもう計画失敗なんじゃないのかね? 2回戦とかあんの? ご近所の元警官グリーンさん以外にはハッピーエンドだしこれでおしまいで良くないですかね?