観た映画の感想を書いたりしてみる、その47:アルマゲドン2007

ネタバレあり EARTHSTORM https://filmarks.com/movies/60352

 今回は「アルマゲドン2007」いつの映画化わかりやすくていいね。
ゴジラみたいに(84年版)とかつけなくていいしね!
 ある日突然小惑星が月に衝突!月に大きな亀裂が入りその亀裂のカケラが地球に隕石として降り注ぎます。ASIというなんというか、ええと、なんかNASAみたいな組織で観測を続けた結果このままだと月が裂けちゃう、裂けたらもっと大きなカケラがもっとたくさん降ってきて大変。ということで月を何とかしようということになります。
 とりあえず人為的に爆破しとけば巨大隕石が降ってくるのを防げそうということで、隕石で崩れかけのビルを安全に倒そうとしていたビル解体業者の爆破職人ジョンが大統領命令で招集されます。はい? 本人も言った通り地球上と月面では勝手が違うと思うんだけど…まあ宇宙での爆破作業の経験者とかいるわけもないししょうがないね。
 で、ヒロインのラナ博士が月が実は鉄製の核を中心に大量の金属を含んでいるみたいなことを言い出し、MEGというなんかむつかしい理論の磁力発生装置で「月 を 溶 接 し よ う」という案が出てきます。月を溶接!なんというパワーワードかw
 亀裂面が固い金属製なら溶接・やわらかい岩盤なら爆破、が有効ということらしい。でジョンが同僚に隕石の破片の回収とかを依頼しますが追加の隕石のせいで行方不明、学閥で揉めに揉めたあと結局どちらにも持論を証明する決定的証拠がなかったため、もともと多数派だった爆破作戦が採用されますが、月の質量が変わったことにより地球上では嵐が吹き荒れ、予定を前倒すため爆破作戦にジョンも同行することになります。あwやっぱりw一緒に行くんですねw
 核弾頭を積んで嵐の中打ち上げを強行するスペースシャトル。レッドアラートが鳴りまくるなか無事大気圏を離脱します、すげぇ!このパイロット天才なんじゃないか?!と思いましたが、核波動エンジンとかいう宇宙戦艦に積まれてそうなエンジンを搭載し1Gの重力が普通にあるロケット機内などを見るに優秀なのは腕だけじゃないかもね。
 で、打ち上げ後にジョンの行方不明だったジョンの同僚がASIに回収した隕石の破片を持ち込みます。その結果ある意味予想どおり、月の亀裂面は金属を多量に含むことが分かりシャトルに積み込んである核弾頭は無用の長物と化す、かと思ったら「かくだんとうをかいぞうしてMEGをつくろう」とか言う話になります。えー…爆破職人が改造してできあがるくらい構造が似てるなら最初からどっちでも対応できるようにしておけよw
 そんなこんなで核弾頭と核波動エンジンを使ってMEGを作った後、熟練の爆破職人の爆破タイミングで月は溶接され地球は助かるのでした、めでたしめでたし。
 でもなんかジョンが最初にビルを爆破するシーンとか隕石が落ちてくるシーンとかのCGは迫力あるんだけど後半の宇宙に行ってからは妙にチープに感じられてしまいましたね。
 まあストーリーは面白い(良いという意味ではない)ので暇なら見てみるのもいいかもw