観た映画の感想を書いたりしてみる、その51:アルマゲドン2011

ネタバレあり METEOR STORM https://filmarks.com/movies/62872

 今回は「アルマゲドン2011」です。いつの映画なのか判りやすくていいね。(5回目)
 ちなみに前回のアルマゲドン2010とは関係ない映画だぞ(4回目)
 アメリカの西海岸、カルフォルニア州はサンフランシスコの街のベイエリア、彗星由来の流星雨が見れると思ったら本当に雨のようにが降ってきた。画面で見る限り握りこぶしより小さいくらいの隕石が文字通り雨あられと降り注ぎます。小さいと言ってもすさまじい数が降ってきたので被害は甚大、しかも彗星は4つに割れてたからあと3回、地球の自転に合わせて東にずれるためアメリカを隕石の嵐が横断すると予想されます。
 ですがその予想は外れ二回目の隕石嵐も同じくベイエリアに降り注ぎます。なぜベイエリアにばかり隕石が来るのか? 科学者や軍人がは疑問に思いますが、予算が無いから狭い地域で撮影したかったんじゃないですかねw
 ただまあそのあたりは設定でしっかり補完されているので映画特有のトンデモ科学を楽しみましょう。で科学者の解析によると隕石の中にある120番新元素が互いに引かれあう性質を持っておりベイエリアには大昔に落ちた隕石により元からこの120番新元素が水底にあるためココばっかり隕石が降ってくるんだとか。で、彗星が地球に向かって飛んでくるときアステロイドベルトあたりから小惑星を連れてきてることが分かります。
 小惑星が地球に衝突コース・・・あっ(察し そうです、核爆弾の出番です。ところが小惑星のすぐ前に隕石群の第4波があるためこのままでは核爆弾が小惑星に届かない。露払いのためのミサイルを正確に命中させるためにはロシアの人工衛星を借りるしかないということになり大統領に交渉してもらいますが、この大統領、映画内で電話口の声のみの出演です。このあたりの設定とか演出とかいるか?地球の自転まで振り払って隕石が落ちてくるんだから、むしろアメリカの東海岸当たりの施設は問題なく使えないの?ロシアもアルマゲドン2009とかと違って自国には一切被害が出ないんだから軍事衛星を全部貸してくれたりしないだろう。正直言えば赤い電話一つで尺を埋めるくらいなら他人のために最後まで一看護師として駆け回ったローラおばさんの生存シーンでもあったほうが良かったよ。
 あとブラッド君の安否くらい映してやれ、というかせっかくここまでブラッド君関係で尺を割いたんだから上手くいけ!そしてうまくいったところを映せ!