観た映画の感想を書いたりしてみる、その65:レッドバロン

あー来月にはバイクの点検いかなきゃなー

 ネタバレ→史実 VON RICHTHOFEN AND BROWN THE RED BARON 
 https://filmarks.com/movies/15263

 第一次世界大戦時に活躍したドイツ空軍のエース・リヒトホーフェン男爵の半生を描いた映画だ。
 俳優を実機に乗せて飛ばしたと言う話を聞いて観てみたのだが、空中戦はまるで資料映像だ(誉め言葉)史実での最後の出撃が1918年4月なのでおそらくカラーフィルムの実機映像なんて無いだろうが、ミニチュアやレプリカもよくできていている。CGには無い「カッコ悪さ」や「雑味」が逆に変なリアリティを生んでいてつい見入ってしまいますね。
 最初は騎士道にのっとり決闘のような戦闘をしていた英国ドイツ両陣営でしたが英国に着任したカナダ人パイロットに感化され英国側が勝利のために手段を選ばなくなります。その一方でドイツ側でも意趣返しが行われますが男爵はあくまで戦争だからと言って何でもしてよいわけではないというスタイルを貫きます。
 最期は史実どうり空中戦で撃たれて死亡、機体は不時着するのですが連合国側からも敬意を表されているのが分かります。
 古い映画ですが空中戦は迫力があって楽しめました。レトロな飛行機が好きな方はぜひ観てみてください。