観た映画の感想を書いたりしてみる、その72:コードレッド ロシア軍秘密兵器破壊指令

ネタバレあり SECRET WEAPON https://filmarks.com/movies/88259

 今回はロシア制作の戦争映画「コードレッド ロシア軍秘密兵器破壊指令」です。 なんか邦題だけ見るとアメリカのスパイが大活躍しそうな感じがしますが、内容としては第二次世界大戦中、ナチスドイツの侵攻地内に残してきてしまったロシアの秘密兵器を破壊するためにロシア軍の部隊が奮闘する話です。
 秘密兵器の名はえーと、なんて言ったかな、映画内で正式名称が言われてた気もするけどだいたいの場面で愛称の「カチューシャ」で呼ばれてたので覚えてないや。知りたい人はググってくれ、ちなみにカチューシャと言うのは日本ではカチューシャさんのしていたヘアバンドとして樹脂製のヘアバントの名前として定着しているが、本来ロシアの女性名だ、コマネチさんと並んで有名なロシア系女性名だろう。ちなみに「ヘアバンド」と言うのも和製英語らしいぞ。
 閑話休題。投獄されていたエルマコフは釈放と同時に降格され大尉となるが何で投獄されていたのかはよくわからん。そこに成績は優秀だが実戦経験のない新兵をかき集めた部隊を指揮しての任務となる。数少ない実戦経験者はパラシュート降下の際に利き腕を負傷してるが、たった二日の訓練しか受けてないはずの兵士たちはめっちゃ優秀でエルマコフ隊長の作戦のもとナチスドイツ相手に大活躍するぞ。と言うかいくら主人王補正有るからってナチスがちょっと弱すぎじゃないですかね?
 あと、気になったのは他に欧米系の役者も沢山いるのにナチスの指揮官がなぜかアジア系だったこととかですかね。リアル系と無双系の間を行ったり来たりするので観ていると戸惑いますね。そこまで酷くはないが観るのは旧作料金になってからのほうがいいだろう。