観た映画の感想を書いたりしてみる、その89:トータル・リコール

ネタバレなし TOTAL RECALL https://movies.yahoo.co.jp/movie/15784/

 今度はわかりやすい火星SF映画トータル・リコールを観たぞ。
 シュワルツェネッガーとヒロインが悪い奴の陰謀を叩き潰して悪い奴らをやっつけて二人は幸せなキスをして終了。様式美!スゲーわかりやすい。こういうのでいいんだよ。
 玄田哲章ボイスに慣れ過ぎたせいか屋良有作ボイスのシュワルツェネッガーに最初は違和感があったがコレもおかしな話、別にシュワルツェネッガー本人の声でもないのにねw ちなみに去年両方の吹き替え音声が収録されたブルーレイが発売されたらしいのでこれさえ買えばいつでも聞き比べができるね。
 そしてこの映画のもう一つの楽しみ方が時代を感じることだ。制作は1990年、舞台は2084年。30年前に考えられた64年後の世界を楽しもう。
 最近の日本の電車はドアのすぐ上にモニタが設置されていろんな情報を流しているのを見たことある人もいるでしょう、が2084年のアメリカの地下鉄にはブラウン管テレビが備え付けられていたりそうかと思えば通るだけで危険物を持っていないかレントゲン映像と一緒に見えるハイテク防犯装置が設置されてたり。
 発信機がデカかったり脳の中の異物を取り出せる医療器具が小っちゃかったり。
 スマホも携帯電話も普及してないが普通に土星とかに旅行に行けたり、火星で地球と同じ重力発生させてて重力は無料なのに空気は有料だったり、ドリルを武器にしたり立体映像を何もない場所に投影できる装置が腕時計サイズだったり。etc、etc…
 映画を観たことが無いけどおばちゃんの顔が割れてシュワルツェネッガーの顔が中から出てくる映像を観たことあるって人もいるだろう。114分と少々長いがぜひ観てみてほしい。 

観た映画の感想を書いたりしてみる、その88:クリムゾン・プラネット

ネタバレなし ORIGIN UNKNOWN https://filmarks.com/movies/82927

 今回はわかりにくい火星SF映画クリムゾン・プラネットを観たぞ。
観たぞ、観たよ、観たはず、観たんだけど・・・話がさっぱり理解できない。
 ネタバレあり、なしってレベルじゃない、ぼくが理解できないんだからネタバレなんぞしたくたってできようがない。
 確実にわかることと言えばパッケージ絵にある宇宙服を着て火星に立っているヒロインというシーンは無い。
 繰り返し見たら何かわかるかもしれないが、そもそも僕は繰り返し見ることが前提なのが好きではないし、映画の内容が盛り上がりに欠けるので二回目以降は飽きもあってたぶん寝落ちするだろうし、そもそも見たい映画がほかにもたくさんあるのでそんなに暇じゃないし。
 と言うわけで理解することを諦めました。
 時間だけはたっぷりあるという方やどんなわかりにくいストーリーでも理解できるという自信がある方は見ればいいんじゃないでしょうか。

観た映画の感想を書いたりしてみる、その87:ファースト・ミッション

ネタバレあり 龍的心 https://movies.yahoo.co.jp/movie/19589/

 今回はジャッキーチェン主演、サモハンキンポー監督の香港映画 ファースト・ミッションだ。
 刑事のヤンとその兄で知的障害を持つタクのお話です。
 ヤンは特殊部隊も務まるくらい優秀な刑事だが、知的障害のある兄が近所の悪ガキにからかわれたり利用されたりであまり気が休まらない。
 そんな時ヤンのいる警官隊が踏み込んだギャングの闇取引現場から一人の下っ端が証拠の宝石をもって逃げ出します。しかし逃げる途中で近所の子供たちとごっこ遊びでおもちゃの鉄砲を持ったタクのことを追手と勘違いして宝石の入ったカバンを落としてしまいます。タクと子供たちは図らずも強盗してしまったと焦ってとりあえずかばんを近くの林に隠します。が子供の兄貴が宝石に気づき顔を隠してタクを殴り、宝石を奪い売り飛ばそうとします。盗品の宝石を買いとる宝石商、やっぱりギャングと繋がっています。タクが宝石の闇取引に関与していると疑う警察、兄はそんなことはできないしできてもしないと主張するヤン。
 ヤンは刑事でありながら警察の援護も受けられず、どころか規則を破ったため一部の警官たちに追われながらも兄を助けるためにギャングが待ち構える建設現場のビルに乗り込みます。古巣の仲間達の援護を受け、何とか兄を助け出しギャング団を壊滅させるヤンたち。規則違反でぶち込まれることになりますが、出所したらまたウチで面倒見てやる、と駆けつけてきた古巣の特殊部隊の隊長さんにやさしく声を掛けられるのでした。
 ジャッキーは結構刑事役もやってるけれど、刑事だと銃撃戦するためにカンフーシーンが減る傾向にありますよね。でもこの映画はカンフー以外にも見せ場が沢山あるしドラマパートもしっかししてますから大丈夫。むしろカンフーに魅力を感じない人におススメしたい一本です。

観た映画の感想を書いたりしてみる、その86:クレージー・モンキー 笑拳

ネタバレあり 笑拳怪招 https://movies.yahoo.co.jp/movie/6560/

 今回はとうとう女の子が一人も出なくなったジャッキーチェンのカンフー映画 クレージー・モンキー笑拳だ。
 プロローグで悪党が先生と弟子2人を追っかけています。先生たちにはさらに上の陳という人物に危機を知らせる使命があるようです。足にけがを負った先生を逃がすため囮になる弟子2人、そして弟子の一人は3人がかりでやられてしまい、もう一方はいかにもなボス、任という男と対決します。二人の会話から任たちは拳法家の誇りを捨てて政府の手先となって汚れ仕事をやってるらしく、金で釣って裏切らせようとしたりと、悪党のお約束を外さない教科書どうりの悪党っぷりを魅せます。そして映画のオープニングですからね、弟子は殺されてしまいますが先生は逃げ延びます。
 場面は変わってどこかの森の中の一軒家ジャッキー扮する興隆はおじいちゃんのことを大切に思っていますが今一つカンフーの修行には身が入らない様子、町の賭博で手に入れたあぶく銭でおじいちゃんに良いお酒を買ってきたりしますがおじいちゃんは興隆には真面目にコツコツ頑張ってほしいと言います。
 ですが賭博でイチャモンをつけてきたときにやっつけたゴロツキに紹介され町の道場で用心棒を始めてしまいます。おじいちゃんにずっとカンフーを習ってきた興隆はそこらの道場やぶりなんかよりはずっと腕がいいのです。用心棒で沢山お金を稼ぐようになり、おじいちゃんに良いお茶や病気に効果のある薬なんかを買ってきたり、もしも自分が道場やぶりとの勝負に負けて死んだときに備えてお金を貯めたりしています。
 良い孫なのですがおじいちゃんは実はオープニングで語られていた陳その人であり、もしも居場所がバレたら殺しを生業にする極悪拳法家たちに孫ごと狙われることを危惧していたのです。おじいちゃんはついに孫が用心棒をする道場を突き止めそこに乗り込み用心棒をやめさせますがタッチの差で追いついた任たちに居場所がバレてしまい、襲撃を受け殺されてしまいます。お互いがお互いを大切に思っていたはずなのにすれ違いから大事なおじいちゃんを自分のせいで死なせてしまった興隆は任に追いかけようとしますがそれを止める一人の老人オープニングで先生と呼ばれていたおじいちゃんの弟子、八本足キリンと呼ばれる拳法家です。いや、多分最初に足ケガしていたし八本足さんは足が不自由だし同一人物だと思うんだけどな。
 八本足の下で修業を積んで着実に実力をつけていく興隆、しかしある日街に買い出しに来た際に偶然にも任を見つけ怒りに任せ飛びかかかります。結局は負けてしまうのですがカンフーの特訓でのどを痛めていたため声が出ず、結果名乗ることもできなかったため陳の孫であることは気付かれずに痛めつけられるだけで済みます。
 八本足は喜怒哀楽のコントロールをすることで自らの実力を十二分に発揮し敵の実力をそぐことが出来ると説き、興隆に修行の仕上げに入ります。
 その後興隆を助けたときの八本足を探っていた任の部下に八本足が陳の弟子であることがバレてしまい襲撃を受けます。ここに興隆は完全に自分の感情をコントロールしておじいちゃんの仇を討ち第二の師匠を守り通します。ラストシーンでは手押し車に八本足をのせて旅に出る興隆、その二人の表情はとても晴れやかでした。
 ツッコミどころとしては稽古サボりがちにしてはめっちゃ引き締まった筋肉がバッチリ身についてるところですかね、でもこの映画では感情をうまくコントロールすることが強くなるのに必要である訳ですしそれでいいのかもしれませんね。

観た映画の感想を書いたりしてみる、その85:酔拳

ネタバレあり 醉拳 https://filmarks.com/movies/33880

 前回は蛇拳の感想を書きました、じゃけん今回は酔拳の感想を書きましょうね。
 映画のしょっぱな男が廃屋の中にある箱を開けると人名と金額が書いてある紙が入っています。この男が山の上まで行くと一人の拳法家が練習中です、さっき紙に名前が書いてあった男です。そして彼を殺します。最初の男は凄腕の拳法家で殺し屋なのでした。わざわざ廃屋で紙に書いて依頼するの?でも報酬はどうやって受け取るんだろう、いやむしろ報酬を払わない奴が居たらどうするんだろう?
 今作の主人公ウォンは道場主の一人息子でボンボンだけどそこそこ実力はあるといった感じ、嫌味な師範代にイタズラを仕掛けたりと結構やりたい放題です。そんなウォンがある日市場で不真面目な方法で女の子をナンパしてその母親に叩きのめされます。女とは戦わないという捨て台詞を吐いて逃げ出すと、たまたまほかの露店で商人相手に因縁をつけていたチンピラを八つ当たり気味にブチのめすと家に帰ります。すると何と家には先ほどナンパした娘とその母親がいるではないですか。なんと母親はウォンの父親の妹、つまり叔母。強いはずだ、ものすごくばつが悪そうにしていると先ほどぶちのめされたチンピラが担架に乗って運ばれてきてその親分リーとその取り巻きたちがイチャモン付けてきます。ウォンもちゃんと説明すればいいのになんかウォンが悪いみたいになってしまい、お父さんはウォンの根性を叩き直すために物凄い厳しいと評判の拳法家ソウ・ハッイーの元に1年間預けることにします。
 厳しいソウの修行から逃げ出したウォンはとある廃屋でぬれた服を乾かしているとその廃屋は映画の序盤で殺し屋が依頼の紙を見てた廃屋です。殺しの依頼を確認しに来た殺し屋と当然のように険悪な雰囲気から拳法で勝負になる二人ですが、素質はあってもサボってばかりのウォンは完膚なきまでに叩きのめされます。親を侮辱され股をくぐらされ服も燃やされたウォンはかつてないほどの悔しさを感じ、自らの意志でソウの元へ戻り厳しい修行を再開してもらいます。股をくぐるのは屈辱っていう韓信の股くぐりって中国の逸話からだろうけど日本の桃太郎並みに向こうでは有名なんですかね?
 そろそろウォンを送り出して1年という頃、実家にリー一家が怒鳴り込んできます。自分が山の土地を買い占めようとしていたのにお父さんが土地の持ち主たちに土地を売らないように声を掛けていたのです。リーは石炭会社と組んで山を掘り炭鉱で一儲けしようと企んでいたのです。お父さんに分け前をやるからと持ち掛けますが一蹴されついに強硬手段をとります。もちろん息子のウォンですら強いことを知っているリーは直接殴りかかったりせず、殺し屋を雇います。そうあの殺し屋です。
 リーが勝手に山を掘っているというニセ情報に誘き出されたお父さん、そこに待ち受けるのは件の殺し屋、1年の修行を終えたウォンがそこに駆けつけ殺し屋との一騎打ちとなります。途中、殺し屋が無影拳という危険な拳法の使い手であることが分かりしかも酔拳も知っているためウォンは出す技が読まれてしまいピンチに陥ります、酔拳は8人の仙人の逸話を基にした拳法なので次々と仙人の技が破られていくのですが8人目の仙人が女性で特技は色仕掛けだったので他の7人の技の練習ばかりしていたウォンは忘れてしまっています。だがピンチはチャンス、8人目の仙人の技を自分の考えで編み出したウォンに対し、古来から伝えられた酔拳の技は破れる殺し屋も初めて見る新しい酔拳に対応しきれずについにウォンは殺し屋に勝利します。
 お父さんの命を守り、お父さんを侮辱された屈辱を晴らし、立派に成長した姿をお父さんの前で披露したウォン。素晴らしい映画でしたね。
 まあ蛇拳同様女の子が全然出てこないんですけど、めっちゃキャラ立ってた叔母さんも序盤しか出てこないのはもったいないと思いましたね。全体的には蛇拳よりずっとコメディタッチで描かれています。「蛇拳」の時のスタッフや俳優が多く、連続で見ると「あっ蛇拳では〇〇役だった人だ」というのが良くあります。見比べて観るのも面白いかもしれませんね。

観た映画の感想を書いたりしてみる、その84:蛇拳

ネタバレあり 蛇形刁手 https://movies.yahoo.co.jp/movie/12054/

 今日はジャッキーチェンの蛇拳。発売時期のよってスネーキーモンキーという副題付きの邦題が発売されているようですね。内容に何か差があるんだろうか?
 オープニングでジャッキーの演武が終わった後に映画が始まります。ある丘の上で決闘する2人、鷹爪拳と蛇形拳の頭目であるようです。100年続く因縁に終止符を打つべく鷹爪拳頭目ショングンは蛇形拳の実力者を次々に殺害し、蛇形拳は風前の灯火。蛇形拳の頭目ジウはお前の蛇形拳では私にはかなわないと言われますが、自分が死んでも蛇形拳を継ぐ者はいると言い返します。それに対してショングンはお前の息子とバクの2人の事か?とバッチリバレてる上に皆殺し宣言されます。二人の直接対決は鷹爪拳に軍配が上がり。ジウは息絶えます。ところでこのジウの息子、普通に考えれば父の仇討ちをする主人公ポジションですが映画ではチョイ役です。
 一方バクは変装なのか落ちぶれたのかわかりませんが乞食のような格好で放浪している様子。ある日町の拳法道場の門のそばで休んでいたところ道場の奴らに八つ当たりされ大立ち回りになります。そこを通りかかった別の道場の下働きのガンフーは年寄りを寄ってたかってリンチしている(ように見えた)ためバクを助けに入ります。実際のところバクは蛇形拳の達人なので一人でも問題なかったでしょうが助けに入ってくれたガンフーを気に入りガンフーに拳法のけいこをつけてくれます。今までは道場で拳法の練習台にされたり師範代にいびられてばかりのガンフーでしたがめきめきと実力をつけていきます。もはやなぜガンフーがこの道場にこだわるのかとさえ思います。ですが師範代がまとめて道場やぶりにブチのめされて門下生たちはライバル道場に移ってしまい。道場をたたむため一人で掃除をしていると不在だった師範が帰ってきます。この師範は人格者でなぜ弟子があんな性格悪いのか理解に苦しむレベルです。
 ガンフーから事情を聴いた師範はお返しとばかりにライバルの道場に道場やぶりを仕掛けます、しかし相手の道場やぶりも武術大会で優勝するほどの実力のある蟷螂拳の使い手、師範はやられてしまいます。ここからガンフーの出番、ガンフーは蛇形拳で蟷螂拳を破ります。ところでこの蟷螂拳使いですが、どうしようもない悪党がワンサカ出てくる本作の中では敵でありながらかなりマトモです。ガンフーに技はいいがスタミナが無いと言われてました、きっと今後もっと強くなるでしょう。映画にはもう出てこないけど。
 その一部始終を見ていた男が居ました。なんと鷹爪拳のショングンです。この現場主義めw ショングンはガンフーがバクを弟子に違いないとあたりをつけガンフーに接触、バクが先生なら自分は叔父先生だと言います。何でしょう?「君の師匠の兄弟弟子だよ」みたいなことが言いたかったんだと思いますがこの辺、翻訳家が訳したんでしょうかそれとも元から回りくどい表現だったんでしょうか?
 本当にバクの同門なのか探るためにショングンと手合わせするガンフーですが相手は蛇形拳を壊滅寸前まで追い詰めるほどの使い手、蛇形拳を熟知しておりガンフーは負けてしまいます。ですがバクの抹殺を企てるショングンはガンフーを殺さず、バクをびっくりさせたいからバクが帰ってきたらコッソリ自分に教えてくれるように言い含めるに留めます。
 すっかり騙されたガンフーですが同時にショングンがバクより強いかもしれないと思い自分の未熟さを思い知りいっそう修行に身が入ります。さらに飼っていた猫が蛇をやっつけるのを見ていたガンフーはショングンの「鷹の爪のような」技に自分の”蛇”形拳が敗れたのを思い出し猫の爪攻撃の動きを自分の蛇形拳に組み込んだりと創意工夫を凝らします。ところでこの猫がやっつけた蛇が見た感じコブラなんですけど中国にコブラっておるのん?
 バクが帰ってきた後、ようやくショングンがバクの追手だと気付いたガンフーですが、バクとショングンの勝負に加勢しに行く途中、鷹爪拳の雇ったサーベル使いのロシア人に襲われます。ガンフーは「猫の爪」を実戦で初めて使いロシア人に勝つとバクのところに駆けつけます。ショングンに敗れ殺されそうになるバクを間一髪助けるガンフー、ここからショングン対ガンフーの一騎討になりますが、なぜか一瞬でガンフーの上着と尻が裂けます。なんか編集のカットがあったんだろうなぁ… で、一度はガンフーの蛇形拳を破ったショングンですが猫の爪を取り入れた新しい蛇形拳に敗れます。
 そこにやってきた鷹爪拳最後の男、ガンフーも面識のある男が鷹爪拳だったことに驚いていますが、さっきお前らに飲ませたお茶に毒を入れておいたのだ、そろそろ毒が回ってくるはず。と勝利宣言します。毒が回って死ぬまで隠れて見てればいいのに、鷹”爪”拳のくせにツメが甘いなw バクが猫舌だったために熱々のお茶は飲んでなかった二人のツープラトン攻撃に倒れ遂に鷹爪拳は壊滅…って鷹爪拳の使い手全部で3人しかおらんのかいw 蛇形拳なみに壊滅寸前だったんじゃないかw
 師弟並んで帰る中、猫爪って名前は良くない、蛇形刀手と呼ぼう見たいなことバクが言いますが「猫」はどこ行ったw
 さて最後まで見ても女の子がほとんど出ない男くさい映画ですがカンフーアクションは十分に堪能できる良作でしたね。真面目な勝負のほかにも修行のシーンや嫌がらせで床を汚そうとしてくる師範代に床を汚させない「アクションシーンでありながらコメディパート」も良くできていました。おススメです。

観た映画の感想を書いたりしてみる、その83:炎のメモリアル

ネタバレなし LADDER 49 https://movies.yahoo.co.jp/movie/321623/

 今日は消防士映画「炎のメモリアル」を観ました。
 これは傑作だな。本来の意味での傑作だな。
 ボルティモアの消防士ジャックはある日倉庫の火災に駆け付け、逃げ遅れた人を単独で発見、熟練の技術とハシゴ車との連携で救助するが直後立っていた床が崩落して階下に落下。負傷したジャックは昔を思い出す。
 新任の消防士として着任してからジャックが一流の消防士になるまでの思い出が炎の中で思い出される。炎のメモリアルという邦題はなかなかいい邦題だと思う。
映画の序盤でジャックが見せた技術が思い出の中では先輩消防士の技術だったりするのは良い。しっかり受け継がれてきたんですね。
 ジャックの思い出が走馬灯となるのか、それともこれも数あるピンチの中でも最大のピンチの思い出となるのか。115分のちょいと長い映画だが最後まで目が離せないぞ。おススメだ。ぜひ見てほしい。